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第55回日本臨床神経生理学会学術大会 第62回日本臨床神経生理学技術講習会 第55回日本臨床神経生理学会学術大会 第62回日本臨床神経生理学技術講習会

第55回日本臨床神経生理学会学術大会 第62回日本臨床神経生理学技術講習会

ハンズオンセミナー

ハンズオンセミナー1

11月13日(木) 9:30〜11:30 第8会場(劇場棟1階 リハーサル室 )

神経筋エコー講習会

定員 50名
対象者 これから神経筋エコーを始めようと思っている方や、実際にやっているがわからないことが多いので質問したいなど興味がある方はどなたでも参加してください
内容 末梢神経と筋の超音波検査は、神経電気生理検査と相補的に用いることで診断に有用ですが、超音波検査を実施する施設はいまだ少ないのが実情であるため、国内のエキスパートから直接技術指導を受ける機会を本学術大会でも設けて頂きました。ハンズオンセミナーはどのセッションにも自由に参加できる形式です。今回は前半にDaniele Coraci先生によるライブデモも行って頂きますので世界基準の神経筋エコーを習得して頂けたら幸いです。
設置項目
  • (1) 末梢神経(上肢)
  • (2) 末梢神経(下肢)
  • (3) 末梢神経(上肢+fasciculation)
  • (4) 頸部神経根と横隔膜
  • (5) 整形外科疾患上肢
  • (6) 骨格筋
コーディネーター
野寺 裕之
天理よろづ相談所病院 神経筋疾患センター・脳神経内科
高松 直子
徳島大学大学院医歯薬学研究部 臨床神経科学分野
特別講師
(ライブデモ)
Daniele Coraci, MD, PhD
講師
(ハンズオン)
越智 一秀
県立広島病院 脳神経内科
杉本 太路
広島大学大学院医系科学研究科 脳神経内科学
廣中 明美
広島大学 脳神経内科
塚本 浩
けんせいクリニック
渡辺 大祐
国立病院機構箱根病院
能登 祐一
京都府立医科大学 脳神経内科
北大路 隆正
京都府立医科大学 脳神経内科
濱口 浩敏
北播磨総合医療センター 脳神経内科
野田 佳克
神戸大学大学 / 中田医院
水地 智基
千葉大学 脳神経内科
関口 縁
JR東京総合病院 脳神経内科
北國 圭一
帝京大学 脳神経内科
福島 功士
和歌山生協病院 脳神経内科
山崎 博輝
徳島大学病院 脳神経内科
参考文献
  • 神経筋疾患の超音波検査実践マニュアル
  • 神経筋超音波研究会 編 南江堂
協力
  • キヤノンメディカルシステムズ株式会社
  • GEヘルスケア・ジャパン株式会社
  • 富士フイルムヘルスケア株式会社

那覇市内からのシャトルバスをご利用の際は、参加者へのご案内にある「シャトルバスのご案内」から事前予約をお願いいたします。

ハンズオンセミナー2

11月13日(木)14:40-16:10 第8会場(劇場棟1階 リハーサル室 )

VNSコース - SenTivaを理解し使いこなす

定員 30名
対象者 医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、理学療法士、臨床工学技士、その他の医療従事者
内容

迷走神経刺激療法(VNS)が難治てんかんに対する治療選択肢の一つとして承認されてから15年が経過しました。海外では小児神経科や脳神経内科のてんかん専門医がVNSの刺激調整をしている場合が一般的ですが、本邦では未だに植込みを行った脳神経外科医が主体的に調整を行う状況が続いています。難治てんかんに悩む多くの患者のADLを改善するには、脳神経外科医以外のより多くの神経系を扱う医師らがこの治療に参入する必要があります。

ポイントは二つあると考えられます。一つはVNSの適応です。VNSの適応は焦点切除術等の開頭術の適応とならない症例ですが、長時間ビデオ脳波モニタリング等で精査の末、結果的にVNSを選択する症例は意外に多く存在します。多焦点性の難治てんかんはその典型と言えます。よって開頭術の選択肢も、それ以上の薬物治療の可能性も乏しい場合には、VNSの可能性についてディスカッションすべきであると考えられます。

二つ目は実際の刺激調整のコツになります。数例を短期間に経験することが最良と言えますが、本ハンズオンセミナーでは経験豊富な講師陣らが、それぞれの経験から得た調整のコツを提示しますので、明日からのVNS治療に活かしていただきたいと思います。また症例を共有し、理解を深める助けとします。積極的なご参加をお待ちしております。

カテゴリー 迷走神経刺激療法(VNS)
コーディネーター
原 恵子
原クリニック
山本 貴道
聖隷三方原病院 脳神経外科
講師
VNS刺激調整の基本
赤松 直樹
国際医療福祉大学 医学部脳神経内科
VNS手術から調整まで~安全に最大効果を引き出すために~
稲次 基希
東京科学大学 脳神経外科
共催 リヴァノヴァ株式会社
ハンズオンセミナー2ポスター

那覇市内からのシャトルバスをご利用の際は、参加者へのご案内にある「シャトルバスのご案内」から事前予約をお願いいたします。

ハンズオンセミナー3

11月13日(木)9:00-10:30 第9会場(劇場棟1F C1+C2 )

EEGハンズオン / Dementiaコース

定員 24名
対象者 初級~中級(医師、臨床検査技師)
内容

認知症において、症状の変動がある、意識障害がある、てんかん発作の合併が疑われる、といった場合脳波が重要な検査となる。アルツハイマー病、前頭側頭葉型認知症、レビー小体型認知症の脳波を提示して、その判読を脳波エキスパートと共に行うハンズオンセッションである。焦点性の徐波活動をどのようなモンタージュで判読するかといった点は特に重要であり、そのコツを参加者につかんでいただく。認知症に合併するてんかんでは、側頭葉てんかんが多く、側頭部棘波の読み方についても習熟できることを目指している。

デジタル脳波計を、参加者および講師が操作して行うインタラクティブなハンズオンである。どのような判読法が異常を検出しやすく、見落としがないかを会得できる機会である。

コーディネーター
赤松 直樹
国際医療福祉大学医学部 脳神経内科
講師
三枝 隆博
大阪市立総合医療センター 脳神経内科
神 一敬
東北大学大学院医学系研究科てんかん学分野
松本 理器
京都大学大学院医学研究科 臨床神経学
共催 日本光電株式会社

那覇市内からのシャトルバスをご利用の際は、参加者へのご案内にある「シャトルバスのご案内」から事前予約をお願いいたします。

ハンズオンセミナー4

11月13日(木)13:30-16:00 第9会場(劇場棟1F C1+C2 )

MSLTを通じてPSGの解析を学ぼう

定員 30名
対象者 PSGやMSLTにご興味のある方(職種は問いません。初心者から習熟者まで事前アンケート内容より対応できるようにグループ分けします)
内容 これまで10年以上にわたってPSG及びMSLTの実施方法やその解析についてハンズオンセミナーを行ってきたが、限られた時間の中でPSG解析を初心者に教えるのは困難であり(一晩の記録が7-8時間ありそれをすべて見ていくには時間不足)、実施が短時間で済むMSLTに対象を変更したという経緯がある。この長い経験の中で、PSG解析を教えるためのツールとしてMSLTを利用すると、短時間で初心者にその勘所を伝えられることに気づき、本年は、MSLTデータを使用してPSG解析を教えることをテーマとしたい。また、この方法は初心者や少しPSGをかじってみたい会員向きになるため、経験者については、PSGのフルデータも用意し、いくつかの段階の参加者に対応する体勢を整える予定である。
コーディネーター
立花 直子
関西電力病院 睡眠関連疾患センター
小栗 卓也
公立陶生病院 脳神経内科
実習前
ミニレクチャー
1. PSG解析の原理とMSLT実施方法
赤堀 真富果
奈良県立医科大学附属病院 睡眠医療・呼吸管理センター
2. PSG解析の学習方法
紀戸 恵介
京都大学医学部附属病院 脳神経内科
3. MSLTの利用方法
大倉 睦美
朝日大学病院 睡眠医療センター
共催
  • 一般社団法人日本臨床睡眠医学会
  • 日本光電工業株式会社

那覇市内からのシャトルバスをご利用の際は、参加者へのご案内にある「シャトルバスのご案内」から事前予約をお願いいたします。

ハンズオンセミナー5

11月14日(金)10:50-12:20 第9会場(劇場棟1F C1+C2 )

神経生理検査機器に触れてみよう!動かしてみよう!
神経生理検査における良好な波形を得るために!

定員 40名
対象者 初級者から中級者までを対象とします
内容

神経生理検査機器は,大工さんに例えるなら鋸(ノコギリ)や鉋(カンナ)と同様に重要な道具のひとつです.

検査機器は被検者の状態および検査状況によっては検査中であっても臨機応変な運用を徹底しておこなう必要があり,これを上手く扱えなければ判定に耐えうる波形は得られません.また,検査データは検査技術への依存度が大きく,記録した波形が臨床的に信頼できるものなのか,あるいは技術的エラーなのかを鑑別できなければなりません.

信頼性の高いデータを得るためには,神経生理学に加え,電気工学的な知識と機器操作に関する技術が必要となります.そして,検査データは被検者に対し多大な影響を及ぼす可能性があり,検査データに責任が持てるように高い専門性を発揮して対処することが強く望まれます.

本コーナーでは,これから神経生理検査をおこなおうとする医師や技師が実際に機器に触れて操作してもらうことや,機器設定の方法などを臨床現場で検査をしている技術師が質問等に対応して疑問の解決に役立てる企画です.

神経検査機器に関する今さら聞けない疑問などを,是非この機会に問題解決してみませんか?

また,波形などを持参して検討することも大歓迎です.

企画担当技術師一同,皆様が気軽な気持ちでご参加されることをお待ちしております.

コーディネーター
髙橋 修
東京都リハビリテーション病院 臨床検査科
脳波検査
アドバイザー
石郷 景子
GIFU Sleeping Labo
神経伝導検査
アドバイザー
髙橋 修
東京都リハビリテーション病院 臨床検査科
伊藤 栄祐
旭川医科大学病院 臨床検査・輸血部
共催
  • 日本光電株式会社
  • ガデリウス・メディカル株式会社

那覇市内からのシャトルバスをご利用の際は、参加者へのご案内にある「シャトルバスのご案内」から事前予約をお願いいたします。

ハンズオンセミナー6

11月14日(金)13:40-15:10 第9会場(劇場棟1F C1+C2 )

重度痙縮に対するバクロフェン髄注(ITB)療法
スクリーニング投与から投与モード・投与量の調整まで

定員 20名
対象者 医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、理学療法士、臨床工学技士、その他の医療従事者
内容

バクロフェン髄腔内投与療法(ITB)は、重度痙縮に対するニューロモデュレーション治療の代表的な治療法です。

ITB療法の概要と患者選択、スクリーニングテストと手術手技、リフィル手技と薬剤投与調整および投与モードの調整までを、講義形式とハンズオン形式で行います。ハンズオンは、人体模型を使用したスクリーニングおよび手術シミュレーション、リフィルおよびプログラミング手技、プログラマーの使用方法に分けて各テーブルにコーディネーター1名と第一三共社員1名が担当し実施いたします。なお、今後ITB療法を各施設で実施をするためには、本ハンズオン以外にWeb講習を受講して頂く必要があります。

(承認条件)ITB療法Web講習の受講は以下のURLからアクセスしてください。

https://nlp.netlearning.co.jp/ns/common/LogIn.aspx

企業ID:NLRP1001382 パスワード:GG12ZV8964

カテゴリー バクロフェン髄注療法(ITB)
チーフ
コーディネーター
内山 卓也
近畿大学医学部 脳神経外科
レクチャー
1,ITB療法の概要・患者選択
谷 直樹
大阪大学大学院医学系研究科脳神経外科
2,スクリーニングトライアル・手術手技
齋藤 健
産業医科大学脳神経外科
3,リフィル・プログラマを用いた投与モード・投与量の調整
松浦 慶太
三重大学医学部附属病院脳神経内科
共催 第一三共株式会社
ハンズオンセミナー6ポスター

那覇市内からのシャトルバスをご利用の際は、参加者へのご案内にある「シャトルバスのご案内」から事前予約をお願いいたします。

ハンズオンセミナー7

11月15日(金)13:40-15:20 第8会場(劇場棟1F リハーサル室)

術中神経モニタリングのチームを作る
「安全に手術を進める為に、適切に “聞く・話す・待つ” を実践する」

定員 16名予定(4グループ)
対象者 医師、臨床検査技師、臨床工学技士など術中神経モニタリングに関わる医療従事者
内容

術中神経モニタリングの成功は、実際の臨床における職種を超えた良質なコミュニケーションの成立なしではありえません。従来のセミナーは ”受動的に教わる” ことが中心でしたが、本セミナーは ”主体的に実践する” ことに主眼を置きます。

したがって本セミナーでは、臨床における多職種連携を想定したロールプレイング形式を用いたハンズオンセミナーを行います。そこで得た学びを自施設に持ち帰り、臨床と人材育成の場で実践することを目的としております。

ロールプレイング形式

職種(医師、臨床検査技師、臨床工学技士など)、立場、役割、経験を超えたコミュニケーションを通じて、導き出した解決方法の成功と失敗、その両方を体験し、実践的な学びを得ることを目的としております。このコミュニケーションとは、お互いを尊重し「聞く、話す、待つ」ことです。

期待される結果(成果)

多職種連携に必要なコミュニケーションが、より安全かつスムーズな手術を成立させることを体験する。この体験と学びを自施設に持ち帰り人材育成と臨床で実践することで、患者のQOLを高める術中神経モニタリングチームを作る。

ハンズオン概要

本ハンズオンでは、実際の臨床で遭遇する波形の変化などをシミュレータにより再現し、経験豊富なファシリテータの助言を受けながら各グループでその原因と対処方法を議論し、グループ毎に発表を行い、講師陣からフィードバックを得ることができます。必要に応じて、会場に配置された執刀医、麻酔科医などから情報収集を行い、臨床現場さながらのコミュニケーションを体験します。今回のハンズオンの最大の特徴は、成功体験を得ることに執着せず、「失敗体験を通じた学びと経験」を重視している点です。

企画担当者一同、皆様のご参加をお待ちしております。

コーディネーター
佐々木 達也 特任教授
東北医科薬科大学病院 脳神経外科
講師
(順不同 ※敬称略)
松岡 龍太
奈良県立医科大学附属病院 脳神経外科
森戸 伸治
久留米大学病院 整形外科
我喜屋 亮太
琉球大学病院 麻酔科
鷺谷 万葉
東北医科薬科大学病院 臨床工学部
杉山 邦男
東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部
井澤 和美
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 臨床検査科
松下 隆史
神戸市立西神戸医療センター 臨床検査技術部
多和 大樹
兵庫医科大学病院 臨床工学部
大西 巧真
岡山大学病院 医療技術部検査部門生理検査室
共催 ガデリウス・メディカル株式会社
ハンズオンセミナー7	ポスター

那覇市内からのシャトルバスをご利用の際は、参加者へのご案内にある「シャトルバスのご案内」から事前予約をお願いいたします。