第8回腹腔鏡下胆道手術研究会

テーマ:腹腔鏡下胆道手術の伝承と発展 ー更なる未来へ貢献するー

当番世話人挨拶

この度、第8回腹腔鏡下胆道手術研究会(LABS)の当番世話人を拝命されました。2012年3月24日に八重洲カンファレンスセンターにて徳村弘実先生のもと第1回が開催され、続く第2回をウインクあいちにて長谷川洋先生のもと更なる盛況な会へと発展させられました。今回このような栄えある研究会の第8回を開催するにあたり身が引き締まる思いであります。

腹腔鏡下胆嚢摘出が始まった時代に僕の外科医人生がスタートしました。腹腔鏡下で開始された胆嚢摘出術が開腹移行する事も多く、その時、上級医の機嫌がいっそう悪くなるのをよく経験しました。そのような腹腔鏡手術が試行錯誤されていた時代に徳村先生の圧倒的な手術力を拝見させてもらい、これから腹腔鏡手術の時代が到来することを確信した次第であります。

炎症の乏しい胆嚢摘出から始まった腹腔鏡下胆道手術も急性胆嚢炎まで行われるようになり、現在では胆道拡張症手術・膵頭十二指腸切除・胆道再建術も行われるようになっております。このようなアドバンスな手術を行う時に最も重要なことは経験値を上げることであり、そこにはラーニングカーブが存在するということが確かな事実であります。このラーニングカーブを補填する意味合いとしても研究会の意義があり、手術理論・手術経験を議論する事でラーニングカーブを短くすることが期待できます。多くのエキスパートに講演を依頼し、安全確実に発展できるように準備しております。もう一方、欠かせない重要な課題として若手への伝承があります。今回、第8回では若手を魅了する領域であることを伝え、若手自身がさらに発展させたいと思っていただける会にしたいと思っております。温かい若手教育も一つ目標にしております。

今回は2月の沖縄開催となりますが、夏の沖縄かと思わせるような熱いディスカッションができるよう誠心誠意準備いたしますので、何卒、ご参加いただけるようお願い申し上げます。

  • 第8回腹腔鏡下胆道手術研究会(LABS)
  • 当番世話人 砂川 宏樹
  • 聖路加国際病院 消化器・一般外科 部長

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