日本区域麻酔学会第9回学術集会

ご挨拶

会長 垣花 学

日本区域麻酔学会第9回学術集会
会長 垣花 学
琉球大学大学院医学研究科麻酔科学講座

2022年4月15日(金)、16日(土)に、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで日本区域麻酔学会第9回学術集会を開催させて頂くことになりました琉球大学大学院医学研究科麻酔科学講座の垣花学でございます。本学会の会長に推薦頂き、このような機会を与えて頂けたことを大変光栄であるとともに、会長としての責任の重さを実感しているところであります。日本区域麻酔学会会員の皆様には、学術集会を盛り上げていただきますよう宜しくお願い申し上げます。
現在の周術期管理において麻酔科医は、調節性の優れた全身麻酔ならびにその関連薬を駆使して安全かつ適切な麻酔管理を行っていますが、その中で硬膜外鎮痛や末梢神経ブロックによる疼痛管理は今や避けて通ることのできない技術になっています。それはこれらを用いた疼痛コントロールが優れていることを麻酔科医が認識したことや超音波診断装置や神経ブロック針などの開発がなされたことに加え、日本区域麻酔学会が区域麻酔の教育と学術的交流の場を提供したことに起因していると考えております。しかしながら、日本区域麻酔学会設立から約10年が経ち日本全国で手術を受ける患者様に素晴らしい“質”の疼痛管理を提供していますが、それがどの程度医療の質を向上させたのかというエビデンスの情報不足やその手技による神経障害をはじめとする様々な問題点が浮かび上がっていることも事実であります。このような状況の中で、我々は実践した医療行為を医科学的な視点から省み、分析・考察そして情報発信し安全かつ効果的な医療行為を提供しなければならにと思います。このような観点から、日本区域麻酔学会の責任と役割は非常に大きいと考え、第9回学術集会のテーマを「実践とエビデンス」とさせて頂きました。
この2年間の日本区域麻酔学会学術集会は、世界的なパンデミックを起こしているCOVID-19感染拡大により、余儀なく企画変更やWEBあるいはハイブリッド開催となりました。このような開催形式は、学会員のみならずこれまで学術集会に出席できなかった麻酔科医にとって、学術的情報を得ることのできる機会が増えたという点で非常に意義あるものであったと認識しております。日本区域麻酔学会第9回学術集会では、COVID-19感染拡大が収束していることを想定して現地開催を進めておりますが、WEBという技術を利用したオンデマンド配信も行う計画をしております。また、日本区域麻酔学会第9回学術集会の翌日(4月17日(日))には、現地でのJ-RACEも予定しております。
4月の沖縄は1年のなかでも大変過ごしやすいとされる“うりずん”の季節でもあります。日本区域麻酔学会第9回学術集会で勉強された後には、沖縄の爽やかな風をうけ、独特の雰囲気を感じ、沖縄観光を楽しんで頂き、日ごろの疲れを癒していただくことができると思います。沖縄の地で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

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