大会長挨拶
- 公益社団法人 日本口腔インプラント学会
第36回九州支部学術大会 - 大会長 新崎 章
- 琉球大学大学院医学研究科 顎顔面口腔機能再建学講座 教授

この度、公益社団法人 日本口腔インプラント学会 第36回九州支部学術大会を2019年1月26日(土)、27日(日)の両日、沖縄県浦添市の「浦添市てだこホール」で開催する運びとなりました。
現在、『インプラント治療』の社会的役割が高まってきている中で、本学術大会を主催できますことは、私はもとより、教室員一同にとりましても誠に光栄なことと存じ、学会役員ならびに会員の諸先生方に深く感謝申し上げます。
本学術大会の沖縄県開催は2009年以来10年ぶりで、会員相互の知見の交換と親睦、インプラント治療に対する教育・診療の向上及び啓蒙活動に重要な意義を有するものであり、その重要性は益々高まっています。
今回、再びここ沖縄県の地で『アイランド発 Implant Innovation』の大会テーマで健康長寿沖縄県の復活を願い、県内の関連する医療系団体の協力を得て開催致します。是非、多くの皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。
沖縄では旧暦の12月8日(2019年の新暦では1月13日)を 「ムーチー(鬼餅)の日」と呼び、月桃の葉に包み蒸した餅を仏壇に供え、家族の無病息災を祈願する行事が行われます。また、この頃の寒さを「ムーチービーサ(鬼餅寒)」と呼び1年で最も寒い時期とされますが、南国沖縄の1月の平均気温は17℃と本土に比べると格段に暖かいです。
本学術大会のご参加の折には、独自の歴史文化を感じられる世界遺産の「首里城」の見学や、東洋一といわれる巨大水槽を誇る「美ら海(ちゅらうみ)水族館」で大きなマンタやジンベイザメの遊泳などを体感して頂き、暖かい沖縄の海を優雅に泳ぐクジラとの対面が期待できるホエールウォッチングボートなどで心と体を癒し、琉球料理や泡盛を堪能いただければ幸甚です。