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ご挨拶

第57回日本手外科学会学術集会 会長:金谷 文則

第57回日本手外科学会学術集会
会長 金谷 文則

第57回日本手外科学会学術集会開催にあたり
-Let’s meet in Okinawa-

第57回日本手外科学会学術集会を平成26年4月17日(木)~18日(金)の2日間にわたり、沖縄コンベンションセンターおよびラグナガーデンホテルで開催させて頂きます。本学術集会会長に推挙して頂いてから教室の総力を挙げて準備に取りかかっております。沖縄県で本学術集会が開催されるのは茨木邦夫琉球大学名誉教授が平成8年に開催された第39回学術集会につぎ2度目になります。沖縄はアジアの中心に位置しており、本学術集会の沖縄開催により沖縄から世界レベルの研究・技術をアジアに発信し、アジア地区全体の医療の発展につながることを期待しております。

今回の学術集会のテーマは“standing on the shoulders of giants”としました。Sir Isaac Newtonが好んで使った慣用句“If I have seen further it is by standing on the shoulders of giants.”で有名です。現在の医学や科学の到達点は、先達の業績の上に積み上げられたものであり、私たちはこの到達点の上に乗ってさらに遠くを見ることができるという意味と考えています。今回の学術集会では、現在の到達点を明らかにするとともに、手外科の今後の発展について討論しその成果によりthe shoulders of giantsが少しでも高くなり、手外科を志す若手がより遠い水平まで見渡すことができれば望外の幸せです。今回のシンポジウムやパネルとして橈骨遠位端骨折を含む手の外傷、変性疾患、先天異常、またいわゆるcommon diseaseと考えられていましたが最近研究が進んだ狭窄性腱鞘炎やテニス肘などを考えております。また斬新な研究、リサーチや稀な症例報告については、口演に加えてポスター討論も行います。フロアでの議論を深めて頂きたいと考えています。Best presentationやBest poster awardも準備いたしますので、奮ってご参加下さい。そのほか、最近診断精度の向上が著しいECHOや手術機器のワークショップを企画しております。本学術集会の成功はひとえに参加する皆様にかかっており、応募演題の中からup to dateなテーマを選ばせて頂きます。招待講演として米国からJesse B Jupiter 先生、韓国からGoo Hyun Baek先生、米国からTsu-Min Tsai先生を予定しております。その他ランチョンセミナーを11セッション用意いたします。

私は故田島達也教授のもとで手外科を学び、斎藤英彦先生、吉津孝衛先生、などたくさんの同門の皆様に手厚い指導を頂きました。1957年の日本手外科学会創設以来、新潟においては第4回(故河野左宙 先生)、第15回(故田島達也 先生)、第45回(吉津孝衛 先生)、第53回(柴田実 先生)が開催され、「田島手の外科」の流れをくむここ沖縄でも第39回(茨木邦夫 先生)が開催されております。今回、沖縄で本学術集会を開催させて頂き感無量であるとともに、誠に光栄に存じます。私が今日あるのも国内外の先輩、同僚そして若手のおかげであり、皆様に感謝するとともに、現在の手外科をより高いレベルで後輩に託してゆきたいと考えております。沖縄の4月は「うりずん」とよばれ最も快適な季節です。多くの皆様に沖縄にお集まり頂き、手外科の現在と未来を語りましょう。沖縄でお待ちしております。