展示、ランチョンセミナー、広告・寄付金
謹啓
貴社には、ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
この度、2018 年 1 月 25 日・26 日に「第 34 回日本毒性病理学会総会及び学術集会」を那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで開催させていただくことになりました。また、前日の 1 月 24 日には第 30 回スライドカンファランスを開催する予定です。学術集会を通じ、多くの研究者に沖縄へお越しいただくことは大変嬉しく思います。関連する日本トキシコロジー学会(現、日本毒性学会)が、2010 年 6 月に琉球大学医学部保健学科教授・安仁屋洋子先生により主催されて以来、こうした毒性学に関係した学術会議の沖縄開催となります。
さて、日本毒性学会は「特に医薬品の副作用や食品添加物を多角的に究め、基礎および臨床医学、薬学における境界領域の学問」における、主に薬学系の研究者に対して、病理学や獣医学の研究者による形態学を基盤として、33 年前に設立されました。毒性病理学の多くは、ヒトへのさまざまな化学物質などの毒性・発がん性のリスク評価を行う安心・安全を担う基盤と考えられますので、今年のテーマを「安心・安全をめざした基礎医学から臨床医学への橋渡し」とさせていただきました。事実、これまでも、アジア圏内唯一の毒性病理学に関する研究推進の原動力となって、医薬・農薬・化学物質・添加物・食物成分のリスク評価の面から多大な社会的貢献をし、その研究成果の発表の場である学術集会は、この度第 34 回を迎えることになりました。
日本毒性病理学会は、これまでに学術集会等を通じ多くの成果を生み出すとともに、機関誌である Journal of Toxicologic Pathology を年4回発刊し、研究成果を世界に向けて発信しております。さらに、教育セミナーやスライドカンファランスの開催により若手研究者の教育にも努めております。本学会の最大の特色としては、厳格な試験による日本毒性病理学専門家(JSTP 資格)を認定する制度を有していることです。この制度は、化学物質のリスク評価を行う上で、国内のみならず海外からも高く評価され、毒性病理学という言葉からはなかなか想像できにくいことではありますが、日本国民の安全を担っていると自負するとともに、そうした責任を持った科学者の倫理観を持てるように目指しております。本会でも様々な意見を交わし、深い議論を通じて、大きな目標である本学会の発展と社会貢献に寄与することができれば幸いです。
つきましては、この度の第 34 回の学術集会の開催に際し、貴社のご協力を賜り、本学会に関連したスポンサード企画(ランチョンセミナー、展示会、広告掲載)を実施したいと考えておりますので、甚だ恐縮ではございますが、是非とも趣旨にご賛同賜り、お申込みいただきますようお願い申し上げます。
本学術集会の運営にあたりましては、できる限り会員の参加費を中心に行うべく努力する所存でございますが、諸般の事情によりこれのみでは賄いきれないものがございます。このような事情をご賢察いただきまして、何分のご協力、ご寄附を賜りますようにお願い申し上げます。
末筆になりましたが、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
謹白
第 34 回日本毒性病理学会総会及び学術集会
年会長:吉見 直己
琉球大学大学院 医学研究科 腫瘍病理学講座 教授