第68回日本小児保健協会学術集会(The 68th Annual Meeting of the Japanese Society of Child Health)

会頭挨拶

  • 第68回日本小児保健協会学術集会
  • 会頭宮城 雅也
  • (公益社団法人 沖縄県小児保健協会会長)
宮城 雅也

この度、第68回日本小児保健協会学術集会を令和3年6月18日(金)から20日(日)の3日間にわたり、宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターで開催する予定でしたが、当実行委員会で話し合った結果、 新型コロナウイルスのさらなる感染拡大防止の観点から、皆様の安全を第一にWeb開催とすることにいたしました。

今回の学術集会のテーマは、沖縄の心を表現した「大きな和」、皆が協力しあうという意味の「ゆいまーる」、日本古来の「大和の心」、多種多様な人たちを快く受け入れる「和の心」それらを集約し「大きな和で育む 子どもの未来」と題し、地域で多種多様な人々の心が繋がることで子ども達の未来を拓いていこうとの思いを込めました。
 近年、家族を取り巻く環境は大きく変容し、個々のライフスタイルの多様化によって、より複雑化しております。その反面、社会生活を営むうえでの人間関係や家族関係は希薄化しており、それに伴う課題は山積してきております。そのような状況のなか今年は、新型コロナウイルス感染拡大が世界中に大きな衝撃を与え、人々に新しい生活様式をもたらしました。なかでも、ソーシャルディスタンスが求められることで、子どもの成長に欠かせない人と人とのふれあいや、保健医療対策の恩恵を享受することが難しくなることが予想されます。
 第68回日本小児保健協会学術集会は、どのような社会環境においても、子どもの健やかな未来を拓くため、親子に寄り添い支援できる社会を目指し多様な視点で課題を共有できる意義のある学術集会になると考えます。
 また、母子保健関係者をはじめ保健・医療・行政が連携を図ることで、親や子ども達を地域全体で支える社会を目指します。

本来であれば、沖縄という地を肌で感じていただく開催を予定しておりましたが、沖縄でのご参集ができなくとも有意義な学術集会をお届けできるようスタッフ一同、精一杯準備を進めてまいります。
 沖縄の「若夏」に思いを馳せつつ、Web開催となる本学術集会へご参加いただけますと幸いでございます。
 多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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