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ご挨拶

会長:佐藤誠一

第31回JPIC学術集会 
会長佐藤 誠一 
沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 小児循環器内科部長 

令和2年、明けましておめでとうございます。
 平素よりJPIC学会の活動に格別のご協力をたまわり、心より感謝申し上げます。

さて令和2年1月23日(木)から1月25日(土)の3日間、第31回JPIC学術集会を沖縄で開催させていただくことになりました。どうぞ宜しくお願いします。
 JPICは、小児期の循環器疾患に対するカテーテル治療を主な対象として、第1回が平成2年に開催されました。その第1回で、国立循環器病センターレジデント時代に経験した症例を発表させて頂きました。沖縄の症例でした。そして年号が令和に変わり、第31回の本学会をここ沖縄で開催することに、何かのご縁を感じます。

『子どものため、子どもの未来のため、そして,未来の子どもたちのために。』をテーマに挙げさせていただきました。近年は成人先天性心疾患へと治療対象が拡大しています。『子どもの未来のため』がその部分と考えています。

平成で開催された30回のJPICの歴史を一世代とすると、さらに次世代に発展し繋げる有意義な学術集会を目標にしました。海外招請講演には、IrelandからDr. Damien Kennyをお招きし、日本ではまだ使用できないVSDなどに対するディバイスの話題を、もう一人米国テネシーからDr. Shyam Kumar Sathanandamをお招きし、ADO Ⅱ-ASや新しいディバイスの話題を、ハンズオンも含めてご紹介・ご指導いただきます。
 また特別講演として、米国スタンフォード大学から池野文昭教授をお招きし、Harmonization By Doingの話題提供をお願いしています。

さらに若手育成セッションや多職種部門セッションをとやや欲張りすぎました。全体としてこれまで最多の200演題の応募を戴きました。有り難うございます。これまでの経験を共有しつつ、さらに新たな第一歩を踏み出す、そんな将来に意義ある学術集会になることを期待します。

最後になりますが、1月下旬には沖縄本島北部から桜が咲き始めます。ソメイヨシノとは異なる品種のカンヒザクラ(寒緋桜)の桜前線はゆっくりと南下し、さらに花弁は散らず開花時期が長く、萼(がく)のついた状態で落花します。令和1年10月31日未明から、ウチナンチュの象徴である首里城が焼失してしまいました。でも次の一歩を前に踏み出すことがこれからの復興につながる一歩であると信じています。

皆様のご来沖が復興の一助になると思っております。お待ちしております。めんそーれ沖縄!