ご挨拶

第14回日本口腔ケア学会総会・学術大会
大会長　新崎　章

この度、第14回日本口腔ケア学会総会・学術大会を2017年4月22日（土）、23日（日）の両日、沖縄県宜野湾市にあります沖縄コンベンションセンターで開催する運びとなりました。近年、『口腔ケア』の社会的役割が急速に高まってきている中で、本学会総会・学術大会を主宰できますことは、私はもとより、教室員一同にとりましても誠に光栄なことと存じ、学会役員ならびに会員の諸先生方に深く感謝申し上げます。

本学会は、平成4年に設立された日本口腔ケア研究会を前身としており、来年で26回目の学術大会となる伝統ある学会であります。平成20年に“癒しの島沖縄”を『オーラルケアアイランド』にする想いで沖縄での口腔ケア元年として第5回日本口腔ケア学会学術大会が前任の砂川　元 名誉教授の下で開催されました。あれから9年を経て、社会における『口腔ケア』の果たすべき役割は拡大し、その重要性はさらに増してきています。

今回は再びここ沖縄の地で『オーラルケアアイランドからヘルシーロングライフへ』の大会テーマで健康長寿県沖縄の復活を願い、県内の関連する医療系団体の協力を得て、オール沖縄で開催致します。是非、多くの会員の皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。

南国沖縄の4月の平均気温は21.4℃とスーマンボースー（小満芒種）前の大変しのぎやすい季節であります。学会の後は世界遺産の首里城見学や東洋一の「美ら海（チュラウミ）水族館」での大きなマンタやジンベイザメの遊泳などの観光、エメラルドグリーンの海など癒しの島沖縄で心と体を浄化して、良き思い出とともに明日への活力を養って頂きたいと思います。