当番世話人挨拶

第30回腎移植・血管外科研究会
当番世話人 新垣 義孝
沖縄県立中部病院副院長

新垣 義孝

第30回腎移植・血管外科研究会を沖縄県那覇市において平成26年6月27日(金)、28日(土)の2日間にわたり、沖縄県立中部病院でお世話させていただくことになりました。謹んでご挨拶を申し上げます。

30回という節目に本研究会をお世話させていただけることを、大変光栄に存じます。今回の研究会のテーマを「命(ぬち)どぅ宝(たから)−命と技術の継承と発展−」としました。沖縄の言葉で、命こそ最も大切な宝であるという意味です。命のリレーとされる臓器移植は、命を継承することによって、かけがえのない命を救うとともに、移植をはじめとする医療技術も周辺へそして次世代へリレーしてさらに発展させて行こうという願いを込めました。

本研究会は、これまで腎移植や尿路に関連した血管外科を中心に、腹腔鏡下手術、内シャント術や血管内治療など広い範囲の領域をあつかってきました。今回は、さらに外傷の領域も取り上げました。日頃の診療の現場で提起された問題を本研究会で活発に議論し現場にフィードバックしていただけたらと思います。

会場は空港からモノレールで15分の位置にあり、宿泊施設と隣接しており、那覇市の中心地である国際通りへも歩いて行ける大変便利な場所です。会場から車でわずか10分に位置する最も近い波の上ビーチや、モノレールで15分ほどの位置にある世界文化遺産である首里城や活気溢れる那覇の公設市場に足を運んで琉球の空気や市場の人々の人情に触れることもおすすめです。

また、沖縄には青い海、青い空をはじめ豊かな自然がたくさんあります。研究会の前後には沖縄本島北部の山原や離島で日頃の疲れを癒し、英気を養うこともおすすめです。

本研究会の時期、沖縄は真夏日ですので、ノーネクタイやかりゆしウェアなどのクールビズでのご参加をお願いしたいと思います。

会員の方々のみならず、多くの関連する領域の先生方にご参加いただければ幸いです。
会員の皆様には、第30回腎移植・血管外科研究会の開催にあたり、何なりとご意見、ご鞭撻、ご希望を賜れば幸いに存じます。

最後になりましたが、会員の先生方のますますのご健勝をお祈り申し上げご案内のご挨拶といたします。

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