第44回日本遺伝カウンセリング学会学術集会
大会長　沼部 博直
東京医科大学病院 遺伝子診療センター 教授

本年度の学術集会はCOVID-19の全国的感染拡大による4月の緊急事態宣言発出を受けて，当初予定していた沖縄県での集会型開催を断念し，Webでの開催に変更することと致しました．これに伴い，講演やシンポジストをお願いしていた先生方や，演題をご提出いただいた皆様，学術集会参加への準備をされていた学会員の皆様，ブース出展をお願いしていた患者会や企業の皆様には，多大なご迷惑をおかけすることとなりましたこと，心よりお詫び申し上げます．

想定外のWeb開催となり，ご参加いただく皆様も，学会運営側も初めての体験の連続となるのではないかと思います．試行錯誤で準備を進めておりますことから，肝心の情報発信が遅くなっております点，ご容赦願えれば幸いです．本学術集会は遺伝関連学会に関しては，Web開催であっても単位認定を得ることが出来ております．

また，本学術集会ではWeb開催ならではの講演のオンデマンド配信なども企画しております．ディスカッションを伴うシンポジウムなどはリアルタイムでの配信を主体に行いますが，3日後からは録画編集した内容をオンデマンド配信する予定です．また，学術集会の開催期間はご案内の通り7月3日から5日までの3日間ですが，その後7月12日まで，学術集会ホームページにログインしていただく形でポスターや講演動画などの学術集会コンテンツを参照可能といたします．

本学術集会のテーマは「慮る(おもんぱかる)」です．対面での集合開催が出来ない中，Web上ではございますが，皆様のお心を慮りながら，精一杯のおもてなしができればと考えております．どうぞふるってご参加下さい．