大会長挨拶

日本保健物理学会第42回研究発表会開催にあたって

大会長 古川雅英
(琉球大学理学部物質地球科学科地学系)

 日本保健物理学会会員各位におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 第42回研究発表会(沖縄大会)を平成20年6月26日(木)・27日(金)の両日、沖縄コンベンションセンターにおいて開催致します。沖縄本島の梅雨明けは平年であれば6月23日ですので、会期当日は快晴の夏空が見込まれます。風通しのよい軽装で学会場にお越し下さい。例えば、沖縄県産のアロハシャツ「かりゆしウェア」の着用をお勧めします。また、会場はビーチとこれに付帯するシャワー施設や公園に隣接しておりますので、休憩時間にはこれらの利用が可能です。
 沖縄県での研究発表会開催は今回が初めてとなりますが、これまで保健物理学と無縁の地域であったという訳ではありません。沖縄県は、日本国内では比較的高い自然放射線レベルを呈する地域であり、放射線を利用した害虫駆除を先駆的に行った自治体でもあります。また、原子力艦船の寄港を受け入れています。さらに、劣化ウラン弾の誤射や、放射性物質を搭載した軍用ヘリコプターが大学キャンパス内に墜落するといった事件が生じており、その際には本学会員が調査等に参加しています。保健物理学の幅広い分野からのご発表はもとより、沖縄県や周辺地域にも関連する話題をいただければ幸いです。
 今大会では、新たな試みとして口頭発表についても優秀賞(沖縄大会かりゆし賞)を設けました。また、ポスター発表については、前大会(東京大会)に引き続き「一般の部」と「学生の部」のそれぞれで優秀賞を設けます。これらの詳細についてはホームページの関連事項をご参照下さい。
 会員各位には遠方よりお越しいただくことになりますが、奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
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