第26回日本精神科救急学会学術総会

第26回日本精神科救急学会学術総会
大会長　小渡　敬
（沖縄県精神科病院協会会長、医療法人社団志誠会 平和病院 理事長兼院長）

第26回日本精神科救急学会学術総会を2018年（平成30年）10月11日・12日の2日間に渡り、沖縄県那覇市にありますダブルツリーｂｙヒルトン那覇首里城において行います。

今回の学術総会は、副会長は琉球病院の福治康秀先生が行い、実行委員長は平安病院の平安明先生があたり、運営及び大会事務局は医療法人へいあん平安病院で行います。大会のメインテーマは「多様化する社会と精神科救急～チャンプルー文化の地で考えよう～」にしました。

本年は診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬のトリプル改定と同時に、第7次医療計画・第7期介護保険事業計画が始まる年であります。これは国民の医療・保健・福祉において大きな節目の年になる事を意味しております。今後迎える超高齢社会において、高齢者医療と介護が一体的に行えるように「地域医療構想の実現」と「地域包括ケアシステムの構築」という大きな目標に向かっていく年でもあります。我々精神医療に携わる者も、これらの改革に対応して精神医療のあり方について、特に精神科急性期治療の在り方や入院中からの地域生活支援のあり方、また多様な精神障害者に対する対応、さらには身体合併症に関する取組等、いわゆる質の高い精神医療のあり方について、皆で考えてみたいと思います。

沖縄は青い海、青い空、豊かな人情の島と言われております。また観光では琉球王朝の首里城を中心として世界遺産であるグスク群や、観光で最も人気の高い美ら海水族館、さらには国定公園に指定された慶良間諸島でのダイビングやマリンスポーツ等が行えます。また泡盛に美味しい琉球料理、さらに焼き物、漆器、織物、琉球舞踊・空手・エイサー等の芸能と文化が楽しめます。どうぞ学術総会の合間に沖縄を堪能して頂きたいと思います。

皆様の参加を心よりお待ちしております。